つまとりそうごぜんたちばなはりぶき

(上)つまとりそう…花弁の先が浅紅色に変わるので、着物の褄取に見立てて和名となりましたが、実際には赤みのさす花はほとんど見られない。

(中)ごぜんたちばな…ごぜん(御前)は加賀白山の最高峰、実はからたちばなになぞらえています。今回の写真はつぼみから花が開き始めというところです。

(下)はりぶき…亜高山のやや湿ったところに生える落葉低木。ふきに似た葉や茎全体に針状の刺があります。花は円錐花序を出して小さな花をたくさんつけます。