ぐんばいづるおとぎりそうほつつじやなぎらん

(上)ぐんばいづる…茎は地下をはう。先端がへこんだ平たい果実の形が軍配に似ていることからこの名がある。

(中の上)おとぎりそう…兄の鷹匠がこの草を鷹の薬として用いていたが、その弟が多言してしまったことを怒って、弟を斬ってしまったという平安時代の伝説からきている。

(中の下)ほつつじ…花が枝先に円錐花序を出して穂状につく。花冠は先がそり返り花柱が長くつきでる。

(下)やなぎらん…盛夏の湯の丸高原を代表する花。